性病による扁桃腺の腫れやのどの痛み

性病の中には、扁桃腺の腫れやのどの痛みなど風邪に似た症状が出ることがあります。代表的なものとして咽頭カンジダ症、咽頭クラミジア感染症、咽頭淋菌、口唇ヘルペスなどがあります。以前であれば、梅毒が代表的でしたが、性器への梅毒感染が減少したことによりのどに梅毒が感染することもほとんどなくなっています。
咽頭カンジダ症は、口の中全体に炎症を起こし、口内炎ができるようになります。また、口腔カンジダ症の場合は、HIV感染者の多くに見られる症状であり、カンジダ菌が口の中に異常発生する特徴があります。
咽頭クラミジア感染症は、のどの奥に腫れや痛み、発熱などが見られます。性器クラミジアに感染していなくてものどだけに感染する場合があります。性行為後1週間程度で違和感を感じた場合は、クラミジアに感染している可能性があります。検査や治療は、耳鼻咽喉科にて受けることができます。咽頭淋菌もクラミジアとおなじようにのどの奥に腫れや痛みなどの症状があらわれます。他にも、発熱や倦怠感、食べ物を飲み込む際の不快感程度で、風邪と見分けがつきにくいことから自覚症状がないとされています。粘膜と粘膜の接触により感染するため、のどから感染し、のどから性器へと感染が拡大しやすい性病です。粘膜と粘膜の接触を行わなければ感染を防ぐことが可能です。
口唇ヘルペスは、口の周りにヒリヒリ感があったり、水ぶくれができ、かさぶたになって治ります。一度感染すると過労やストレス、体調不良などで再発します。ヘルペスを持っている人と口や性器接触を行うことで感染します。
性病の菌は、ほとんどが粘膜さえあれば感染し、気づきにくいため、性器と同じ病気でも治りにくい特徴があります。